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中大連携授業『高齢者疑似体験講座』を開催しました<7月1日・下北手中学校>

【 大学コンソーシアムあきた事務局 】

中大連携授業『高齢者疑似体験講座』を開催しました<7月1日・下北手中学校>

大学コンソーシアムあきた中大連携授業の出前授業が7月1日(金)、秋田市立下北手中学校(長澤公生校長)で開催されました。講師を務めてくださったのは、日本赤十字秋田短期大学の村上照子教授、佐藤沙織助教です。授業に参加したのは1年生32名。下北手中学校では、毎年1年生が福祉学習の一環として「高齢者疑似体験講座」を受けています。さぁ、体育館に集合して授業開始です。
授業は3人一組で実施。一人は高齢者役、一人は介助者役、そしてもう一人は観察者役です。役割を順に変えながら体験開始!通称「うらしま太郎セット」を使って変身。おもりやベスト、眼鏡や耳栓を装着すると、10代の身体が着々と80代の身体に近づいていきます。すべて装着し終わったら課題に挑戦!はさみを使って紙を切ったり、文字を書いたり、お箸で豆をつかんだり、それぞれ挑戦しましたが苦戦している様子。介助者の手を借りながら課題をクリアしていました。

最後に車椅子の使い方を先生方に伝授してもらいました。利用者さんの目線にたったサポートが重要。ささいなことが大きな事故に繋がる可能性もあることから、生徒のみなさんはしっかり先生の説明に耳を傾けていました。「今までおばあちゃんに申し訳ない態度とっていた!」「お年寄りってこんなに大変だったんだ。」様々な声が生徒の皆さんから聞くことができ、今回の体験で高齢者の心身の状況を理解するとともに、高齢者への接し方を改めて考えることができたようでした。今後は介護福祉施設でボランティア体験をする下北手中学校1年生の皆さん。是非今日の体験を活かしてくださいね。

大学コンソーシアムあきたでは、中学生の段階から学ぶ楽しさを感じてもらえるよう、様々な分野から知的探究心を刺激することを目的とし、今後も中学校への出前授業を展開して参ります。

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