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中大連携授業『高齢者疑似体験講座』を開催しました<6月9日・中仙中学校>

【 大学コンソーシアムあきた事務局 】

中大連携授業『高齢者疑似体験講座』を開催しました<6月9日・中仙中学校>

大学コンソーシアムあきた中大連携授業の出前授業が6月9日(木)、大仙市立中仙中学校(田仲誠祐校長)で開催されました。
講師を務めたのは、日本赤十字秋田短期大学の村上照子教授、佐藤沙織助教です。授業に参加したのは総合学習で「福祉」をテーマに学習している1・2年生32名。これまでの総合学習では、車椅子体験やブラインドウォーク体験をしたそうです。今日は高齢者疑似体験。心身の状況を体感してみます。
授業は2人ペアで行いました。一人は高齢者、もう一人は介助者の役割です。高齢者役の人には、高齢者疑似体験セット、通称うらしま太郎セットを使って、高齢者の身体に近付いてもらいます。介護者は装着をサポート。肘や膝にサポーターを巻き付け、おもりの入ったベストを着用。だんだんと身動きが取りづらくなります。手袋を3枚もつけて眼鏡をかけて杖をついて、あっという間に80歳のおじいちゃんおばあちゃんに変身です。

その状態で様々な作業を試してみました。箸で豆をつかんだり、パジャマを着たり、折り紙を折ってみたり。普段何気なくしていることが思うようにいかず、とてももどかしい様子。介助者役の人は優しく補助をしています。生徒の皆さんは、高齢者の身動きのとり辛さを体感し、高齢者の心身の状況を理解するとともに、高齢者へ接する際の配慮を改めて感じた様子でした。自分のおじいちゃんおばあちゃんにも優しく接したいという言葉もありました。今日の体験を是非これからの生活に活かしてくださいね。

大学コンソーシアムあきたでは、中学生の段階から学ぶ楽しさを感じてもらえるよう、様々な分野から知的探究心を刺激することを目的とし、今後も中学校への出前授業を展開して参ります。

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