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中大連携授業「ピアカウンセリング『タイムマシン~過去・現在・未来のみんな~』を開催しました<11月4日・豊岩中学校>

【 大学コンソーシアムあきた事務局 】

中大連携授業「ピアカウンセリング『タイムマシン~過去・現在・未来のみんな~』を開催しました<11月4日・豊岩中学校>

大学コンソーシアムあきた中大連携授業の出前授業「ピアカウンセリング『タイムマシン~過去・現在・未来のみんな~』」が11月4日(金)に秋田市立豊岩中学校(小野惠吾校長)にて開催されました。講師は秋田看護福祉大学の岩間薫教授、学生ピアカウンセラー3名です。当日は「進路講話会」として、豊岩中学校の全校生徒名が参加し学年毎に計3回の授業を行いました。
授業は主に学生ピアカウンセラーが進行を務めました。まずはアップテンポのBGMを背景に、学生ピアカウンセラーによる明るい自己紹介からスタート。「ピア」という言葉の意味が「仲間」ということを説明した上で、今日の授業を仲良く楽しく一緒に過ごしていきましょう!と挨拶しました。どの学年の生徒さんも最初は普段の授業とは異なる雰囲気に緊張した様子でしたが、ピアカウンセラーによる明るい雰囲気とミニゲームなどを通して、段々とリラックスした様子で笑顔を見せてくれました。

中盤からはいよい自分の「ライフライン」を作成していきました。「ライフライン」とは誕生からの過去の自分、中学生の現在の自分、そして、高校や大学、就職や結婚など未来の自分のハッピー度を書き込み、グラフに表したもの。皆さん自分で自由に時代や年齢を設定して過去を振り返ったり、未来の自分を想像しながら「ライフライン」を作成していきました。学年毎に計3回授業を行いましたが、どの学年の生徒さんも真剣な面持ちで集中して「ライフライン」を作成している姿がとても印象的でした。「ライフライン」を書いた後は、4人~6人のグループの中で自分の「ライフライン」を紹介しあいました。生徒の皆さんは友達が書いた「ライフライン」に興味津津の様子で、時に笑いを交えながら、友達の人生や考え方を知り、普段目にすることのない友達の新しい一面に触れていました。グループ毎の発表が終わった後、グループの代表の生徒さんに今回の授業の感想を発表してもらいました。どの学年の皆さんからも共通して、「みんなが自分の将来や進路選択をよく考えているのに驚いた」「これまで人生の中で一番、自分に向き合うことができた」という感想が寄せられました。この授業を通して、生徒の皆さんは自分の人生は勿論、他人の考えや人生に触れて理解することができた様子でした。未来に向かっていく生徒の皆さんの「ライフライン」はそれぞれ変わっていきますが、今日作成した「ライフライン」で自分を振り返ってみることでまた新しい発見があるかもしれません。最後の学年の授業の終わりには感謝の言葉とともに、岩間先生とピアカウンセラーに花束が贈られました。

計3回のピアカウンセリングでしたが、生徒の皆さんの意欲的な授業への参加とピアカウンセラーによる明るい、親しみやすい雰囲気作りで終始和やかに行われました。豊岩中学校の生徒の皆さんにこの授業を通して、今後の進路や将来を考えていく上で参考にしていただければと思います。

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