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中大連携授業『中学生のためのハローワーク~フィジカルアセスメントをやってみよう!』を開催しました<東由利中・9月14日>

【 大学コンソーシアムあきた事務局 】

中大連携授業『中学生のためのハローワーク~フィジカルアセスメントをやってみよう!』を開催しました<東由利中・9月14日>

大学コンソーシアムあきたは中大連携事業による出前授業を9月14日(水),由利本荘市立東由利中学校(菅悟校長)で開催しました。講師を務めたのは日本赤十字秋田看護大学の酒井志保講師と永易裕子助教。この授業は東由利中学校が「キャリア講話」の一環として生徒の進路や将来の職業選択に役立てようと当コンソーシアムに授業依頼があったもの。当日は1~3年生の生徒98名が参加しました。
授業は酒井先生の「看護とは何か」からスタート。まず,「健康」とはどのような状態を指すのかWHOの基準を用いて定義を紹介。病気の有無に関わらず、身体・精神・霊的・社会的など様々な面で良好に保たれていることを「健康」と呼ぶという説明に生徒の皆さんは頷きながら聴き入っていました。「健康」の定義の広さに驚きながら,人間の「健康」を目指す看護の仕事の奥深さも学んだようです。また,看護師さんのお仕事の一端として「フィジカルアセスメント」についても詳しく教えていただきました。患者さんに直に接し、体温、脈拍、血圧、呼吸、意識レベルをチェック,聴打診や触診で患者さんの状況を全体的に掌握する「技」フィジカルアセスメント。実施するときの注意点についても説明してもらいました。

授業の後半はいよいよ実技。4人一組で聴診器を使い,実際にフィジカルアセスメントに挑戦。隣同士で肺や心臓の音を聴いてみました。初めて使う聴診器に興味津々。永易先生から取り扱い上の注意や使用方法の説明を受けながら、互いの健康状態を確かめました。脈拍を確かめる触診にもチャレンジ。授業の感想を発表した生徒さんからは「フィジカルアセスメントで身体の状態の多くを把握できることに驚きました」、「看護の仕事を目指している上で大変勉強になった」といった声を聞くことができました。

東由利中学校の皆さん、今後の進路選択、将来を考えていく上で、この授業を通して学んだことを参考にしていただければと思います。

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