<授業概要>
近年、遺伝子組換え技術が著しい発展を遂げています。この分野は日進月歩で、高校生物の内容と大きな隔たりがあります。この溝を埋められるよう平易な内容から遺伝子治療等最先端の分子生物学の基礎まで解説します。上級コースの基礎編に位置づけられます。
<授業の方法と留意点>
パワーポイントとプリントを併用して授業を進めます。前期の「最新の遺伝子組換え技術への道」に相当しますが、前期を受講していなくても、問題なく理解できるように配慮して進めます。順を追って授業の内容が進んでいきますので、最初の授業から連続して出席した方が理解しやすいと思います。
<科目担当者>
秋田大学 理工学部 生命科学科 教授 疋田 正喜
※本講義は、「基礎から学ぶ蛋白室の科学(基礎コース)」と同会場で続けて実施する予定です。両方を受講することで、生命科学の2大分野である遺伝子と蛋白質の概略について学ぶことが出来ます。