<授業概要>
蛋白質は生命活動に非常に重要な働きをもっているため、多くの薬の標的となります。この授業では、病気をキーワードに実例を紹介しながら、蛋白質の様々な性質を調べる研究の基礎から最先端までを解説します。
<授業の方法と留意点>
パワーポイントとプリントを併用して授業を進めます。前期の「蛋白質科学入門」の応用編に相当します。前期を受講していなくても、問題なく理解できるように配慮して進めます。ただし、高等学校の「生物学基礎」や「化学基礎」を履修しているほうが理解しやすいと思います。
<科目担当者>
秋田大学 理工学部 生命科学科 教授 尾高 雅文
※本講義は、「最新の遺伝子組換え技術への道(応用コース)」と同会場で続けて実施する予定です。両方を受講することで、生命科学の2大分野である遺伝子と蛋白質の概略について学ぶことが出来ます。