９月７日「第１８回秋田大学教育実践セミナー　―学校と保護者のいい関係づくり―」を開催しました。

秋田大学

第１８回秋田大学教育実践セミナー　－学校と保護者のいい関係づくり－

昨今の学校・教職員にとって、「保護者との関係づくり」は、最も深刻な課題の一つといっても過言ではありません。保護者からの学校に対する不当な要求は、以前からもありました。しかし、学校や教師の余裕がなくなり、また保護者による学校への要求がエスカレートした数年前からは、「無理難題要求（イチャモン）」や「モンスターペアレント」といった言葉が出回り、社会問題ともなってきています。学校と保護者は本来、敵対関係ではなく、子どもを介して結び合い、教育の共同的な営みを行う関係です。それがなぜこじれてしまうのでしょうか。
　本セミナーでは、「イチャモン研究」と称して、教職員と保護者のいい関係づくりに早くから注目してきた小野田正利先生（大阪大学大学院人間科学研究科教授）をお招きし、「学校と保護者のいい関係づくり」というテーマで講演とワークショップを行います。
　今回のセミナーは例年と異なり、平日のナイトセッションとして行います。学校教育に携わる先生方をはじめ、地域や家庭の中で、教育に携わっている多くの方のご参加をお待ちしています。なお、会場の都合により定員になりましたら締め切らせていただきます。その場合は、当日参加もできませんのでご了承ください。
日　時：　平成２２年９月７日（火)　１７時００分～２０時００分
会　場：　秋田大学ベンチャービジネスラボラトリー　セミナー室
参加費：　無料（定員８０名）
◇受付…１６：３０～１７：００
◇挨拶…１７：００～１７：０５
◇講演…１７：０５～１８：２５
　テーマ：『モンスターペアレント論を超えて～保護者と向き合う気持ちと職員のﾁｰﾑﾜｰｸ～』
　講師：小野田正利（大阪大学大学院人間科学研究科・教授）
◇ワークショップ…１８：４０～１９：２０
　　　　『保護者の立場を推し測ること　～ロールプレイを通して考える～』　
◇まとめ…１９：２０～２０：００
・主催…秋田大学教育文化学部附属教育実施研究支援センター
・講演…秋田県教育委員会 秋田市教育委員会
ＦＡＸにて８月３０日（月）までに参加申込をお願いします
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【お申込み・お問い合わせ先】
秋田大学教育文化学部 附属教育実践研究支援センター
Tel：018-889-2700／Fax：018-889-3387
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【講　師　紹　介】
小野田正利（おのだまさとし）：1955年愛知県日進町生まれ。教育学博士。13年間長崎大学教育学部で教鞭をとった後、14年前から大阪大学・人間科学部（大学院・人間科学研究科）に勤務し、現在は教育制度学研究室の教授。「学校現場に元気と自信を」をモットーに、今とこれからの教育のあり方を見つめる。主著に『悲鳴をあげる学校』『親はモンスターじゃない』『イチャモン研究会』『イチャモンどんとこい』『ストップ自子チュー』など。
教育文化学部 附属教育実践研究支援センターHP
http://www.cerp.akita-u.ac.jp/index.html

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