7月4日足利事件の弁護士 佐藤博史氏の講演会を開催しました。

ノースアジア大学

7月4日、40周年記念館で、早稲田大学法科大学院教授で弁護士の佐藤博史氏の講演会を開催しました。
佐藤氏は、1990年5月に発生した「足利事件」で、第一審判決後の控訴審から菅家利和さんの弁護を担当。
17年に及ぶ足利事件の弁護を通して見た、わが国の刑事裁判について講演しました。
足利事件は、事件発生時には研究段階であった、精度の低いDNA鑑定で起こった冤罪で、このようなことは二度とあってはならないと訴えました。
そのために、自白の吟味、再鑑定の保証、現場資料の厳格な保管などの必要性について、足利事件に関する豊富な資料と担当弁護士ならではのエピソードを元に説明しました。
講演会に続いて、本学園の小泉健理事長・学長をコーディネーターに、佐藤博史氏、本学法学部の秋山栄一講師によるシンポジウムを開催。足利事件の教訓から、信頼される司法になるためにすべきことや、裁判員になった時にどのように臨むべきかについてディスカッションしました。
講演会終了後には、本学法学部の学生たちが佐藤氏に質問する様子も見られ、実際に司法の現場に立つ方の講演に刺激を受けた様子でした。

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