5月22日シンポジウム「生態文学」を開催しました。

ノースアジア大学

5月22日(土)ノースアジア大学40周年記念館3階講堂において、秋田魁新報社・日本ペンクラブ主催ノースアジア大学特別協賛の「シンポジウム生態文学」が開催されました。
小泉理事長の「このシンポジウムが社会に対する警鐘を鳴らすきっかけになって欲しい」との挨拶で開会し、続いて秋田大森山動物園園長の小松守氏が動物の絶滅の現状について説明しました。
 中国からは4人の作家が参加し、出身地の自然や経済状況を紹介しながら幼少期の動物との関わりについて話しました。
朱暁平(シュ シャオピン)氏が「環境を犠牲にした目先の経済発展は、環境だけでなく歴史や文化も破壊している。これまで文学は人間中心であったが、これからは全ての生物を含む生態系を中心にすべきだ」とはなし、邱華棟(キ ファドン)氏は出身地の新疆ウイグル自治区での経験を元に「動物にとっては人間と生活するより自然の中で生活したほうが良いのではないかと思う。人間中心の文学は自然を中心の文学に切り替えるべきだ」と語り、 この後のディスカッションでは、日本側からは阿仁のマタギの猟の様子が紹介されるなどして生物の多様性や環境の保全についての意識を見直し変えていくことが今後の重要なテーマであることを確認しました。

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