連載「キャンパスの風景」を更新しました【Vol.3「希少価値」】

秋田大学

 大学の前に突然、観光バスが止まる。齢を重ねた観光客を前に「皆様、前方を歩いているのが『若者』です。若い人がこれだけいるのは珍しいですね……」と説明するガイド。今や貴重となった若者を見る観光ツアーが人気――。そんな時代が来てしまうかもしれない。
 子どもの数が減っている。
 総務省が5月4日に発表した推計では、全国の子どもの数(15歳未満)が29年連続で減少。総人口に占める子どもの割合も13.3%と過去最低だった。秋田県は子どもの割合が11.2%。全国で最も低かった。
 こんな数字を眺めていると、約5千人の若者(学生)を抱える秋田大学は、県内で最も元気が濃縮された空間だとあらためて思う。
 教育文化学部の学生たちが昨年、横手市山内で、いぶりがっこづくりに挑んだ。指導してくれた地元の人たちは、作業の合間に集落を楽しげに歩く学生の姿を「見てるだけでうれしくなる」と喜んでくれたという。日常の風景にとけ込むほど、若さの輝きは増す。(高)
キャンパスの風景記事一覧↓
http://www.akita-u.ac.jp/honbu/campus_scene/

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