5月7日コロキウム「イスラエルのジェンダー問題~宗教法と近代法のはざまで」を開催しました。
秋田大学
イスラエルは1951年に男女の平等を宣言し、公的な面で男性と女性は世俗的、近代市民として同等の権利と義務を持っていました。しかし、個人や家庭に関する法では宗教法が支配的で、父権利が極めて強いのです。イスラエルは独立して62年経つが国家の法や政治には未だ宗教法が織り込まれ、日常に深く関わっています。
この講演では、法廷において結婚や離婚が宗教法と近代化の間でどのように扱われているのかを歴史・文化的背景から論じ、自身が関わってきた処々のケースを紹介し、女性の法的地位について議論します。
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秋田大学HP
資料
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