秋田大学出張キャンパスin八峰町を開催しました(2月20日)

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秋田大学出張キャンパスin八峰町を開催しました(2月20日)

秋田大学は2月20日、八峰町のあきた白神体験センターにおいて「秋田大学出張キャンパスin八峰町」を開催しました。出張キャンパスは、大学が秋田県内の自治体と連携し、市民向け講演会や子ども科学教室を実施するもので、八峰町では昨年度に引き続き2回目の開催となり、多くの町民の方が参加しました。
 はじめに本学教育文化学部の阿部昇教授が「秋田県三年連続『学力トップクラス』の秘密」と題して講演。秋田県の小・中学校での教育について、文部科学省実施の「全国学力・学習状況調査」の内容や結果を交えながら紹介しました。阿部教授は「学校では常に「自ら考える」学習を進めている。」「ほとんどの学校で家庭学習ノートを取り入れ、自分で課題を見つけて勉強する習慣を身につける指導をしている」など本県の小中学生が全国学力テストで好成績を収めた要因について解説しました。一方で、他県に比べお手伝いの習慣が低いことにも言及し、けじめある生活習慣を身につけさせることが重要であると述べました。終了後のアンケートには「非常に分かりやすく、参考になった」「日常的に行っている子どもへの教育が間違っていないと自信が持てた」などの声があり、講演内容への満足度の高さがうかがえました。
 同時に開催された子ども科学教室「オリジナル星座&望遠鏡を作ろう!」には小学生18名が参加。教育文化学部の上田晴彦准教授指導のもと、クラフト紙の筒を使って自分だけの望遠鏡を製作し、完成後は実際に日本海の向こうに見える能代火力発電所を観察しました。子供たちは太陽を覗かないように注意しながら、出来たばかりの望遠鏡を興奮した様子で熱心に覗いていました。他にも、夜空の星を紙に投影した「星図」を使い、星を自由に線で結んでオリジナル星座を作成。子供たちは完成した望遠鏡と星図を手に、「夜には星を見てみたい」「お姉ちゃんにも見せてあげる」など嬉しそうに話していました。
 なお、同日、地域の方々から大学に対する意見・要望を広聴する「市民フォーラム」も開催され、吉村学長はじめ本学関係者と町民の方々との間で活発な意見交換が行われました。

資料

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