国際教養大学市民セミナー「『激動の世界』を読む」が開催されました

カレッジプラザ

朝日新聞記者が講師となって、９月から毎月１回４回シリーズで開催する市民向けセミナー「『激動』の世界を読む」の第１回が１３日、カレッジプラザで開かれました。
この日は朝日新聞編集委員で、テレビ朝日系列の「報道ステーション」コメンテーターとして出演している加藤千洋さんが講師を務めてくださいました。
朝日新聞中国総局長などを歴任された加藤さんは、北京五輪開催期間には中国で取材をされ、その時の感想も交えた講演となりました。
北京五輪取材の訪中でも、加藤さんはまっすぐ北京には向かわず、中国四川大地震の被災地を取材し、震災のまま手つかずになっている倒壊した建物などを目の当たりにしたそうです。そのことを北京五輪の華々しさとの対比として紹介してくださり、経済発展を享受しているのは一部の富裕層であること、今後の発展のポイントは中間層の成長であることなどを話しました。
２００名以上が詰めかけた会場では、加藤さんの講演に熱心に聞き入る姿が見られ、講演後の質疑でも会場から活発な質問が出され、丁寧に応答してくださいました。
この市民セミナーは、朝日新聞記者が講師となる国際教養大学での講義の実施に際して、市民向けのセミナーも開こうという企画が実現したものです。１２月まで月１回のペースで、アメリカ大統領選挙の行方、気候変動と私たちの未来、新大統領でどうなるアメリカ、のテーマでそれぞれ朝日新聞論説委員等が講師を務めます。
次回は１０月４日（土）10:30～正午、講師は朝日新聞論説委員水野孝昭さんです。皆さん、どうぞ御聴講ください。

リンク

『激動の世界』を読む　リーフレット

資料

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